熱交換塗料

連日の猛暑、陽が沈んでも下がらない気温、ゲリラ豪雨・・・。近年、特に都市部における気候に変化が生じています。これらの「ヒートアイランド現象」の原因としては、コンクリートやアスファルトが熱を蓄えることが原因の一つと言われています。
従来の遮熱塗料は、太陽からの熱を反射することで建物の蓄熱を防ぐものでした。では反射させた熱はというと、近隣の建物や道路へ向かいます。結果、ヒートアイランド現象の解決にはなっていませんでした。

協和レジンがお薦めするのは、熱交換塗料による施工です。熱交換塗料は太陽からの熱を吸収、塗料内部で運動エネルギーに変換し消費させることで、建物の蓄熱抑制だけでなくヒートアイランド現象にも一定の効果が認められています。

従来の工法
 

太陽熱を吸収するので
ヒートアイランド現象に効果あり

  表面が汚れても、熱吸収効果は持続
 

低温では反応しないので、冬は
太陽光の暖かさを活かせる

  従来の塗料と同じ膜厚でOK

ガイドライン工法をおすすめする3つの理由

建物の屋根、屋上、外壁

室内温度の上昇を抑えるので、夏季の電力消費が低下。CO2排出量の削減に繋がります。
防水層の上から塗布することも可能です

通路、歩道、駐車場

照り返しが弱まり、ヒートアイランド現象を緩和します。

タンクの外周、天板、冷却塔、冷却水配管

溶剤の揮発量、チラーの負荷減少が期待できます。

舗装・ゴムチップグラウンド

炎天下でも子供たちが裸足で遊べます。

施工事例

Case01:東京サマーランド(東京都あきるの市)

熱交換塗料部分(ベージュ)と遮熱塗料部分(緑)を比較しても約12℃、未塗装部分に関しては約37℃もの温度差が生じています。ベース資材の違いはありますが、熱交換塗料による効果は一目瞭然です。

Case02:グラウンド

グラウンドの大半を熱交換塗料で塗装したところ、40℃〜45℃を維持しており、児童が裸足で歩ける温度をキープしています。また、照り返しがないため、児童も平熱を維持しており、熱中症などの危険性が大幅に減りました。
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